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ビジネスパーソン向けに、世界史を通じて現代社会や日本の立ち位置を深く理解するための10の視点を提示する一冊です。
著者は、日本生命で国際業務部長などを経て、2008年にライフネット生命を開業し、その4年後に上場を果たした、出口治明さんです。ペリー来航の背景や宗教改革、交易の重要性、アヘン戦争など、歴史的事象をグローバルな文脈で捉え直し、現代の課題とつなげて考える力を養ってくれます。
時代の流れを縦糸に、各地域や民族の関係を横糸にして、世界史を面として捉えて読み解くというアプローチが特徴的です。
また、バリバリの国際派ビジネスパーソンの出口氏らしく、世界史をビジネスの「武器」として活用する姿勢が貫かれています。
私の印象に残った著者の解説と主張の一部をご紹介します。
- BC5世紀初頭に地球が暖かくなって、鉄器が広く普及したという事実は、とても重要。ソクラテス、孔子、ブッダなど、現代に名を残す偉人が一斉に現れた。
- 宗教は現実には救ってくれない。けれども心の癒しにはなる「貧者の阿片」である。いつの世も貧しい人が大多数なので、宗教は盛んになる。
- 1054年、ローマ教会とコンスタンティノープルの教会が対立し、お互いに破門した。これにより、ローマの「カトリック教会」と、コンスタンティノープルの「東方正教会」に、キリスト教は大分裂した。
- 14世紀頃、ハンザ同盟(ヨーロッパの商業同盟)の中心地であったリューベック(北ドイツ)で、ニシンやタラを塩漬けにして保存するという画期的技術が発明された。
- 明の永楽帝は、鄭和を大将とする、当時の世界ではずば抜けた艦隊(1000~2000トン級60隻、船員27000人)をインド洋に派遣(1405~1433年)する。しかし、永楽帝が没した後、万里の長城の建築に巨額の資金が必要となったため、この艦隊を維持できなくなり全廃した。
■先人に学べ。そして歴史を武器とせよ。
■人類5000年史から現代を読み抜く10の視点とは?
■1万冊以上を読んできた著者ならではの切り口で「世界史」を語る。
世界史と教養ブームを呼んだ1冊、待望の文庫化。
世界と日本を理解する世界史10の視点
1◎世界史から日本史だけを切り出せるだろうか
──ペリーが日本に来た本当の目的は
2◎歴史は、なぜ中国で発達したのか
──始皇帝が完成させた文書行政、孟子の革命思想
3◎神は、なぜ生まれたのか。なぜ宗教はできたのか
──キリスト教と仏教はいかにして誕生したのか
4◎中国を理解する四つの鍵
──中華思想、諸子百家、遊牧民対農耕民、始皇帝
5◎キリスト教とローマ教会、ローマ教皇について
──成り立ちと特徴を考えるとヨーロッパが見えてくる
6◎ドイツ、フランス、イングランド
──知っているようで知らない国々
7◎交易の重要性
──地中海、ロンドン、ハンザ同盟、天才クビライ
8◎中央ユーラシアを駆け抜けたトゥルクマーン
──大帝国を築いたもう一つの遊牧民
9◎アメリカとフランスの特異性
──人工国家と保守と革新
10◎アヘン戦争
──東洋の没落と西洋の勃興の分水嶺
■人類5000年史から現代を読み抜く10の視点とは?
■1万冊以上を読んできた著者ならではの切り口で「世界史」を語る。
世界史と教養ブームを呼んだ1冊、待望の文庫化。
世界と日本を理解する世界史10の視点
1◎世界史から日本史だけを切り出せるだろうか
──ペリーが日本に来た本当の目的は
2◎歴史は、なぜ中国で発達したのか
──始皇帝が完成させた文書行政、孟子の革命思想
3◎神は、なぜ生まれたのか。なぜ宗教はできたのか
──キリスト教と仏教はいかにして誕生したのか
4◎中国を理解する四つの鍵
──中華思想、諸子百家、遊牧民対農耕民、始皇帝
5◎キリスト教とローマ教会、ローマ教皇について
──成り立ちと特徴を考えるとヨーロッパが見えてくる
6◎ドイツ、フランス、イングランド
──知っているようで知らない国々
7◎交易の重要性
──地中海、ロンドン、ハンザ同盟、天才クビライ
8◎中央ユーラシアを駆け抜けたトゥルクマーン
──大帝国を築いたもう一つの遊牧民
9◎アメリカとフランスの特異性
──人工国家と保守と革新
10◎アヘン戦争
──東洋の没落と西洋の勃興の分水嶺
(amazonより抜粋して引用)

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