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元進研ゼミ小論文編集長で、現在は文章表現・コミュニケーションインストラクターである著者が、なぜ人は働くのか、働くとはどういうことなのか、読者の意見も紹介しながら掘り下げていく本です。
「ほぼ日刊イトイ新聞」のコラム「おとなの小論文教室。」(2008年~2010年)の中から選択され、加筆修正された内容です。著者は、「働きたくない」という学生にたまに出会うことがあるといいます。
はなから仕事に意義を見出せない学生は、男子にも女子にもいるそうです。
そんな学生に著者はどんなメッセージを送り、読者からはどのような反響が返ってくるか…。
私の印象に残った、著者と読者の意見の一部をご紹介します。
【仕事とは】
- 「仕事」は、あなたと「社会」をつなぐ「へその緒」になる。
- 「働きたくない」なら、それでいい。だけれど、自分が自立して生きていくためには、「金」と「愛」は要る。(中略)この「金」と「愛」を自分で創意工夫したり、汗を流して、自分の手で得て生きていけるというのが、私にとっての 「自由」だ。
- 仕事の拘束に耐え、義務を負い、りっぱにまっとうして成果を出したものにだけ、対価として自由は得られるのだ。
- 多分小学校のころでしょうか。人は何で働くのか?という問いを先生がして、みんなが答えました。「お金をもうけるため」「家族と暮らすため」「自分の楽しみ」・・・まあ、みんな色々なことを言います。で、最後に先生が、「みんな正しいんだけれど、一つ忘れていることがあります。人の役に立つために働くんです。」と付け加えました。いや、びっくりしました。
【行く場所と帰る場所】
- 人には「行く場所」と「帰る場所」が必要だ。
- 結婚を人生の目標に掲げる男子学生も、玉の輿を目指す女子学生も、「帰る場所」を得たいと言っている。(中略)それは、いいことなんだろう。でも「行く場所」は?
【「楽しく生きる」について】
- ある日、いつものように大学生の就活サポートをしていると、強烈な違和感を持って、学生の、この言葉が耳に入ってきた。「楽しく生きる」。一瞬、ほかのことが吹っ飛ぶほど、わたしはその言葉に凍りついた。
- 「楽しく生きる」、私はそれに賛成できません。私が常日頃心掛けているのは、「生きることを楽しむ」だからです。愉快なことばかりじゃない、苦しいことや、いやなところ、全部ひっくるめて「生きること」。そう理解したうえで、それを楽しんでやろう!と思っています。
- 人生で苦しいことをやらなければならないときは、必ずある。けれど、そこにささやかな楽しみや幸せを見つけるのは、知恵ひとつでできる。(中略)私はそういう知恵を持った人間でありたいです。
ネットの人気コラム「おとなの小論文教室。」で大反響を巻き起こした、大人の本気の仕事論。
「働くってそういうことだったのか!」
働きたくない人も、働きたい人も今一度、仕事を、生き方を考えたくなる本。
(amazonより抜粋して引用)
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