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知っているようで実はちゃんと説明できない、社会保険(健康保険や年金や介護保険)のことをわかりやすく解説してくれる本です。
近年、社会保険料も税金もじわじわ高くなって「五公五民」などと言われていますが、そもそもこれまで私は社会保険の種類や仕組みを体系的に理解していなかったことに気づき、この本を手に取りました。高齢化率(65歳以上の人口の割合)が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれるそうです。そして、日本の高齢化率は約30%なので、余裕で「超高齢社会」。社会保険料が高くなるのはやむを得ないのかもしれません。
私の印象に残った解説の一部をご紹介します。
【社会保険】
- 狭義の社会保険とは、「医療保険」、「年金保険」、「介護保険」を指す。
- 広義の社会保険とは、狭義の社会保険に、「雇用保険」と「労働者災害補償保険」を加えたもの。
【医療保険】
- 「医療保険」とは、国が国民に対し医療を受ける機会を保障する制度。
- 会社員等は「健康保険」、自営業者等は「国民健康保険」、75歳以上の高齢者は「後期高齢者医療制度」の対象者となる。
- 医療費の自己負担比率は、未就学児は2割、就学後~69歳は3割、70~74歳は2割(一定以上の所得者は3割)。
- 医療費の自己負担額が、所得区分に応じた限度額を超えた場合には、「高額医療費」が給付される。
【年金保険】
- 「年金保険」とは、高齢者、障がい者、遺族に対して金銭が給付される制度。
- 20 歳以上60歳未満の全ての国民は「国民年金(基礎年金)」(1階部分)に加入し、会社員等はそれに加えて厚生年金保険(2階部分)に加入する。会社員等は更に、確定拠出年金(企業型)、確定給付企業年金、厚生年金基金(3階部分)等に加入できる。
- 自営業者等は、「国民年金(基礎年金)」(1階部分)に加えて、国民年金基金(2階部分)に加入することができる。
- 「国民年金(基礎年金)」(1階部分)の全ての被保険者(自営業者等、会社員等、会社員等の被扶養配偶者)は、個人型確定拠出年金(iDeCo)(これも3階部分)に加入することができる。
- 高齢者には老齢基礎年金が給付される。老齢基礎年金の支給開始は原則65歳だが、本人の希望により60歳~64歳に早めたり、66歳~75歳に遅らせたりすることができる。これに加えて、会社員等には老齢厚生年金が給付される。
- 障がい者には、障がい基礎年金が給付される。これに加えて、会社員等には障がい厚生年金が給付される。
- 国民年金(基礎年金)の加入者又は老齢基礎年金・障害基礎年金の受給権者が死亡したとき、遺族に対して遺族基礎年金が給付される。これに加えて、会社員等には遺族厚生年金が支払われる。
【介護保険】
- 「介護保険」とは、介護が必要になった人に対して、介護サービスを提供する制度。
- 65歳以上の要介護・要支援認定を受けた人は第1号被保険者、40歳~64歳の医療保険加入者又はその被扶養者であって、特定疾病によって要介護・要支援状態になった人は第2号被保険者となる。
社会保険について、体系的に理解したい方におススメします。
社会保険を構成する医療保険・公的年金・介護保険のしくみと手続きを1冊に集約した入門書。
令和6年10月施行の短時間労働者の社会保険適用範囲の拡大、令和6年の介護保険制度の改正など、最新の法改正や保険料改定等に対応。
医療保険、公的年金、介護保険のそれぞれの関係や労災保険、障害者福祉との関係もわかる。
PART1 社会保険の全体像
PART2 健康保険のしくみ
PART3 年金制度のしくみ
PART4 介護保険のしくみ
PART5 介護給付サービスの種類
PART6 制度間連携や労災保険など関連制度との優先関係
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(amazonより抜粋して引用)

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