現代語訳 論語と算盤 / 渋沢栄一 (著), 守屋淳 (翻訳)

2024年8月2日金曜日

ノンフィクション

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明治時代に企業約480社の創立・運営に寄与し、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一氏の晩年の講演内容をまとめた本です。

道徳と経済活動の在り方を説いた国民的ベストセラーが、読みやすい口語訳になっています。

私の印象に残った本書の内容の一部をご紹介します。
  • 極端に走らず、頑固でもなく、善悪を見分け、プラス面とマイナス面に敏感で、言葉や行動がすべて中庸にかなうものこそ、常識なのだ。これは学術的に解釈すれば、「智、情、意(知恵、情愛、意思)」の三つがバランスを保って、均等に成長したものが完全な常識であろうと考える。
  • 政治をとり行おうとするなら、その実務のための必要経費が必ずかかってくる。また、一般の人々の衣食住に関わる財務費用が必要になってくるのはいうまでもないだろう。一方で、国を治めて人々に安心して暮らしてもらうためには、道徳が必要になってくるので、結局、経済と道徳とは調和しなければならないのだ。
  • 武士には武士道が必要であったように、商工業者には商業道徳がないと真の豊かさは実現不可能なのだ。
  • 日本の商工業者は、いまだに昔の慣習から抜け出せずに、ややもすると道徳という考え方を無視して、一時の利益に走ってしまう傾向がある。(中略)欧米人も常に日本人がこの欠点を持っていることを非難し、商取引においては日本人を完全に信用しようとはしない。これはわが国の商工業者にとって大変な損失である。

ビジネスに関わる者にとって今も悩ましい「道徳と経済」の問題について、原点に立ち返って考えたい方におススメします。

新1万円札の顔となる渋沢栄一が著した、国民的ベストセラー
1番読みやすい現代語訳! 65万部突破!!
いまこそ全ての日本人必読の最強の古典

指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか?
迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある。

各界のトップ経営者も推薦
あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある!
――岩瀬大輔氏

資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている
――佐々木常夫氏

“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い
――新浪剛史氏

資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。
「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。
『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。
明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
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