アメリカの中高生が学んでいる話し方の授業 / 小林音子

2024年7月19日金曜日

ノンフィクション

t f B! P L

日本では学校で「話し方」を教える授業はほとんど無いが、アメリカの中学・高校では「話し方」についてこのように教えているよ、という情報が得られる本です。

著者は、俳優であり、かつ、TEDのスピーチトレーナーも務めているコミュニケーションコーチだそうです。
私が理解した内容の一部を以下にご紹介します。
  • コミュニケーションは言葉のスキル(テクニック)だけでごまかせるものではなく、相手をリスペクトするマインドが最も重要。
  • 人はコミュニケーションを取る際、視覚から55%聴覚から38%の情報を得ており、言語からはわずか7%の情報を得ているにすぎない(メラビアンの法則)。
  • 自分の承認欲求を自覚し、そのために相手をコントロールしようとするのではなく、相手にお願いをするという気持ちが大切。
  • 「コミュニケーション」とは、相手と助け合える関係性を作るための「お願い」である。
  • 相手に好かれて思い通りに協力してもらうための効果的な方法は、相手の承認欲求に応えること。
  • 相手に興味を持ち、気持ちを理解して共感しようとすれば、相手の承認欲求の内容が見えてくる。
  • 相手が感情や考えを表に出した時、あなたが共感や同調を示すと、相手は心地よいと感じ、あなたに好感を持つ場合が多い。
  • 結局、多くの場合コミュニケーションの目的は、自分が幸福感を得るためといえる。
  • 多様性を受け入れ、相手がどのような態度を示したり言葉を発しても、落ち込んだり苛立ったりしない柔軟な心構えが必要。
  • アメリカでは、なぜそのように考えているのか、なぜそのように行動しているのか、という自己理解が重要であり、相手の共感が得られるようにその自己理解を的確に話せることが、話し方教育のゴールとされている。
  • 大勢の前でプレゼンやスピーチをする前に、手足を伸ばして勝利のポーズをしたり、腰に両手を添えて自信のあるポーズをすることで、ストレスを減らして自信を高められることが研究で示されている。

話し方の基礎を習得したい方におススメします。

仕事も人間関係もすべては「話し方」で決まる。
にもかかわらず、日本では話し方を学ぶ機会が ほとんどないまま社会人生活が始まる。

一方、なぜかアメリカ人のイメージは、 自分の意見を堂々と言える。
第一印象が良い人が多い。
初対面でもすぐに打ち解けられる。
トークで人を動かす力がある。

人前で臆することなく話すことができ、 人々を魅了する「名スピーチ」「名プレゼン」と 呼ばれるものも、ほとんどがアメリカ人だ。

これは単に「国民性」の違いなのか。
日本人とは生まれ持ったものが違うのか。
いや、そうではない。

なぜならアメリカでは、学生時代から 「話し方」を体系的に学ぶからだ。
中高生はコミュニケーションのスクールに通い、 「社会に出てから最も大切なスキル」を "社会に出る前に"学ぶのだ。

本書ではアメリカの中高生が学んでいる 「人の『共感』と『信頼』を勝ち取る話し方」 の授業内容を余すところなく紹介していく。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
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