英語襲来と日本人 / 斎藤兆史

2024年2月13日火曜日

ノンフィクション

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英学・英語教育を専門とする著者が、これまでの日本の英語学習の歴史を振り返り、今後の英語教育について考察する本です。

1859年、開港した横浜を見物した福沢諭吉は激しく落胆したそうです。
それまで必死で蘭学を学んできたのに、横浜で使われる言葉は会話も看板もオランダ語ではなくみな英語だったからです。
会話は通じず看板も読めない屈辱を味わい、25歳の諭吉は翌日から英語を修得することを決意し、その9年後には慶應義塾の塾長として英語を教え、その後の英学の礎となります。

著者曰く、英語は日本語と全く構造が異なる言語なのだから、週に5~6時間の授業を10年間受けても満足に英語を使いこなせないのは当然であり、小学校から始めたら何とかなるというのは幻想であると。
また著者は、日本人には素読、句読、訳読など、文法を重視した学習が効果的であり、次に大事なのは英語教師の研修を支援する態勢だと主張します。

永遠のテーマとも言える「日本人の英語教育」に興味のある方、オススメします。

文明開化とともに押し寄せてきた「えげれす語」。国を挙げての右往左往が始まった。
日本人は英語といかに付き合っていくべきかを考えた異色の文化論・教育論。

【目次】
第1章◆江戸時代の英語
第2章◆明治時代の英語
第3章◆大正・昭和・平成の英語
第4章◇これからの英語
エピローグ 日本人の学びの知恵
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
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