ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔 / 小泉悠

2024年1月2日火曜日

ノンフィクション

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ロシアに住む人々の住環境、食事、暮らしぶり、そして他国との関係やプーチンの野望まで、ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠氏が柔かく解説する本です。

プーチンの世界観では、他国(同盟の盟主等)に安全保障を依存する国は本当の主権国家ではなく、ロシア、アメリカ、中国、インドなど独自の核戦力を持つ大国だけが本当の主権国家なのだとか。
その世界観では、日本は主権を制限された国であり、プーチンは、北方領土が日本に返還されたらそこに米軍基地を置くという日米の密約があることを知っていると発言したこともあったそうです。
また、プーチンの目標は、ウクライナをロシアの傀儡国家にするだけでなく、西側中心の世界秩序を終わらせ、ロシアを中心とする旧ソ連国家が大きな発言権を持つ新たな世界秩を構築することだといいます。
まだまだ、ロシアから目が離せません。

「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という本書の内容は、プーチン大統領の蛮行によってその色合いを変えた。
新型コロナウイルスの蔓延下、ロシアを観光で訪れることはかなわない。
何より頭をよぎるのは突然、ロシア軍の攻撃によって同胞を失い、住む家、町、国を離れざるをえなくなったウクライナ人の悲しみだ。
日本人のロシアやロシア人に対するイメージも、好ましくないものに転じたかもしれない。
しかし、だからこそこの本を手に取っていただきたい。
もちろん「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることはできない。
では両者の関係がどうなっているのかということを、なるべく柔らかく、わかりやすく説き、「ロシアという国は何か」について、理解を深める必要がある。
著者は執筆にあたり、次のように語った。
「自分のロシアへの『愛』を伝える作品にしたい」。
その真意を、一人でも多くの読者に感じていただければ幸いである。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
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