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元三井造船で船舶の設計をしていた著者が、日本史の事件について科学的に検証する本です。
蒙古襲来で、蒙古軍は900隻の船で博多湾に押し寄せるや全軍が上陸し、鎌倉武士を蹴散らして戦況を優位に進めたが、船に引き揚げて一夜を明かそうとしたところ暴風雨に遭い日本が勝利した、という言説に疑問を持ったのが、この本を書くきっかけだったと著者は言います。検証の結果は、蒙古軍は沖合に停泊した大型船から兵士や馬を小分けにして小型艇で浜に上陸せざるを得ず、著者の計算によると1日で全軍を上陸させることはできなかっただろうとのこと。
逐次投入された上陸部隊は陸側で待ち受ける鎌倉武士集団に討たれ、大きな被害が出たため撤退を決定するも、その夜に強風(時期的に台風ではない)が吹き、遭難したとみるのが現実的だとか。
他にも以下の2つの日本史の謎について、科学的に検証しています。
- 本能寺の変のとき備中高松城にいた羽柴秀吉が、変を知るや猛スピードで2万の大軍を率いて京都に戻り明智光秀を破った「中国大返し」はなぜ実現できたのか?
- 国家予算の3%を費やし建造された戦艦「大和」は、なぜ活躍できなかったのか?
史実として信じられていることに疑いを持ち、科学的な切り口で検証することの大切さと面白さを感じる一冊です。
蒙古は上陸に失敗していた!
秀吉には奇想天外な戦略があった!
大和には活躍できない理由があった!
日本史の3大ミステリーに、映画『アルキメデスの大戦』で戦艦の図面をすべて描いた船舶設計のプロが挑む。
リアルな歴史が、「数字」から浮かび上がる!
秀吉には奇想天外な戦略があった!
大和には活躍できない理由があった!
日本史の3大ミステリーに、映画『アルキメデスの大戦』で戦艦の図面をすべて描いた船舶設計のプロが挑む。
リアルな歴史が、「数字」から浮かび上がる!
(amazonより抜粋して引用)

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