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イスラム地域研究と国際政治を専門とする著者が、1970年代後半以降の世界の軍事行動やテロ活動について、米国、サウジアラビア、イスラエルの視点を踏まえて解説してくれる本です。
1978年のイラン革命により、親米イラン政権は倒されます。米国とソ連はそれぞれイラン革命の波及を恐れ、1979年にはソ連がアフガニスタンに侵攻、1980年には米国の支援を受けたサダム・フセイン率いるイラクがイランに侵攻し、イラン・イラク戦争が勃発。
1990年にイラクがクウェートに侵攻 (湾岸戦争)すると、サウジアラビア は防衛のために米軍の駐留を容認します。
しかし、アフガニスタンで米国やサウジアラビアの支援を受けていたオサマビンラディンは 、米軍のサウジアラビア 駐留を許容できず、米国をイスラム世界から駆逐しようと活動し、9.11のテロに至ります。
米国はその報復としてイラクとアフガニスタンを攻撃。
米国から多額の兵器を購入するサウジアラビアとイスラエルに対し、米国は常に優遇し味方すると、著者は説明します。
イラン革命以後の世界の動きを、反イランの“黒い同盟”(米国、サウジアラビア、イスラエル)という切り口で、ざっくり理解できる一冊です。
地域の覇権を獲得しようとするサウジアラビアの他国への干渉や国内における人権問題を、米国が非難することはない。
また、パレスチナ問題においても、「イスラムの盟主」を任ずるサウジアラビアが、米国に異を唱えることもない―。
「反イラン」を軸に形成される“黒い同盟”。その特殊な関係性の内実を読み解く。
また、パレスチナ問題においても、「イスラムの盟主」を任ずるサウジアラビアが、米国に異を唱えることもない―。
「反イラン」を軸に形成される“黒い同盟”。その特殊な関係性の内実を読み解く。
(amazonより抜粋して引用)

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