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1993年、遠藤周作氏が70歳で発表した、「キリスト教と日本人」をテーマとした最終章といわれる作品です。
それぞれの人生に刻み込まれた痕跡を背負う5人の日本人が、そこに痕跡を残したものを探すため、ガンジス河へのツアーに参加します。作品中で引用されるマハートマ・ガンジーの言葉「私はヒンズー教徒として本能的にすべての宗教が多かれ少なかれ真実であると思う。すべての宗教は同じ神から発している。しかし、どの宗教も不完全である。なぜならそれは不完全な人間によって我々に伝えられてきたからだ」、「さまざまな宗教があるが、それらはみな同一の地点に集まり通ずる様々な道である。同じ目的地に到達する限り、我々がそれぞれ異なった道をたどろうとかまわないではないか」が、とても印象的です。
善と悪、愛と憎しみ、生と死、全てを包み流すガンジス河...。
「人生とは」、「神とは」と、深く静かに問いかけられる作品です。
愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向う人々。
自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。
人と人とのふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。
純文学書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。
自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。
人と人とのふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。
純文学書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。
(amazonより抜粋して引用)

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