COSMOS / カール・セーガン

2023年12月27日水曜日

ノンフィクション

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天文学者 カール・セーガン博士が、太陽系と生命について語ります。

1979年頃に制作されたテレビドキュメンタリー番組の日本語書籍(復刻版)です。
「なるほど、そうだったのか!」という、オススメの名作です。
上巻・下巻それぞれの見所と感想をご紹介します。

【上巻】
地動説を唱えたコペルニクス(1543年没)、正確な天体観測データを残したティコ・ブラーエ(1601年没)、その観測データを分析して法則を見出したケプラー(1630年没)、望遠鏡を改良し木星の衛星を発見し又落下の法則を発見したガリレオ(1642年没)、地上も天体も同じ法則(万有引力)に支配されていることを示したニュートン(1727年没)など、偉人たちが少しずつ繋がっている点が、興味深いですね。
17世紀初頭、「惑星が太陽の周りを回り、そのような惑星を従える太陽(恒星)が無数にあるならば、人の住む世界が無数にあることになるから、この仮説は間違っている」と考える学者もいたとか。
面白い。実に面白い!

【下巻】
エーゲ海の東部イオニアに生まれたアナクサゴラスは紀元前450年頃、「月は太陽の光を反射して光っている」と述べ、月の満ち欠けの理論を考え出したそうです。
イオニアに隣接するサモス島に生まれたアリスタルコスは紀元前280年頃地球は1日に1回自転しながら1年で太陽の周りを1周巡ると考え、他の惑星の配置も完全に示したといいます。
だから、後にガリレオはコペルニクスのことを太陽中心説の発見者ではなく、太陽中心説を復活させ確認した人と記したのだとか。
コペルニクスが地動説を復活させる16世紀まで、人類は暗闇の中に眠っていた、と嘆く著者の気持ちはよくわかります。
太陽では核融合により水素がヘリウムに変わります。
より大きい恒星の内部では更に原子核が融合し、マグネシウム、ケイ素、硫黄、鉄などが生まれ、超新星爆発によって宇宙にまき散らされたのだとか。
地球も私たちの体も、そうやって出来た原子で構成されているんですね。


天文学、惑星科学への夢を語り、今日の宇宙科学ブームのさきがけとなったベストセラーの復刊。
上巻では、セーガン博士が初期から取り組み続けた太陽系惑星の探求がつづられる。
探査衛星などから送られる観測データをもとにした、金星、火星、木星、土星といった惑星の物語は圧巻。
「なぜ地球には生命が存在したのか」を追った宇宙と生命の問題は、最大の関心事として現在の地球外生命の可能性の研究にまで受け継がれていく。
宇宙飛行士・山崎直子さんの書き下ろしエッセイも収録。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
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