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「三国志」で劉備玄徳の軍師として蜀の建国に貢献した戦略家・諸葛孔明を主人公とする歴史小説です。
孔明の視点で「三国志」を見るとどうなるか、スピンオフ作品ならではの興味深い見所が数多く楽しめます。
上巻、下巻それぞれの見所の一部をご紹介します。
【上巻】
「三顧の礼」の場面では、劉備が一方的に孔明に依頼したのではなく、さまざまな武将の情報を収集・分析して、劉備のことを自分が仕えるに最もふさわしい人物と見込んでいた孔明の姿が描かれます。劉備は1度目は孔明が留守と知りながら訪問し、2度目は孔明が高熱を出していたため遠慮し、3度目でようやく対面します。
劉備に「天下三分の計」を説く孔明。しかしそれを実現するために、世話になった武将・劉表を裏切って国を乗っ取るのは「忍びない」という劉備。逡巡する劉備を歯痒く思いながらもその人徳に感じ入る孔明の心情が描かれます。
そして、劉備軍の軍師として、強敵・曹操との決戦「赤壁の戦い」に挑みます。
【下巻】
曹操の子・曹丕は、漢帝から禅譲を受けて魏の皇帝となります。
次いで劉備、孫権も皇帝を名乗り、天下三分の計は実現します。
しかし、強大な魏に対し、呉と蜀は兵力に乏しい。
特に蜀は、関羽、張飛、その他多くの武将や智将を次々に失って人材難となり、やがて劉備も病に倒れます。
万民が安楽に暮らすには平和でなければならず、その前提は天下統一であることは明らかです。少年時代に曹操軍による大虐殺を目撃した孔明は、魏に天下統一の資格はないと断じ、弱小国の蜀で、人治ではなく法治の体制を実現しようと奮闘します。
しかし、道半ばで孔明も病死し、その約30年後に蜀は魏に降伏…。
さぞ無念だったことでしょう。
歴史作家・陳舜臣氏により、孔明の「志」と「戦略」が丁寧に描かれたおススメの作品です。
後漢は衰微し、群雄が覇を競う乱世に、一人の青年が時を待っていた。三顧の礼にこたえ、劉備のもと、「臥竜」孔明は、南下する最強の敵、曹操に立ち向かうべく、赤壁の戦いへと赴く。
透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
(amazonより抜粋して引用)

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