栄花物語 / 山本周五郎

2023年12月1日金曜日

小説

t f B! P L

江戸中期、老中・田沼意次とその周囲の人々の人間模様を描いた小説です。


田沼は幕府の財政再建のため、印旛沼・手賀沼の干拓事業商人への課税強化を進めようとしますが、幕府内保守派や民衆は激しく反発します。

田沼の不正を摘発する役目を帯びて勘定吟味役に任じられた藤代保之助は、田沼の行動を調べますが、不正はなかなか見つかりません

将軍の狩の行事で、田沼の暗殺計画が企てられ、保之助はその協力を命じられます。

保之助の妻の不貞、保守派から資金提供を受けて田沼を中傷する戯作を書いた青山信二郎の失踪など、物語はほどよい幅をもって進行します。

当時の社会や人々の暮らしも細かく描かれていて、没入感と臨場感が味わえます。

間違いなくおすすめできる、良い作品です!

徳川中期、時の先覚者として政治改革を理想に、非難と悪罵の怒号のなか、頑なまでに己れの意志を貫き通す老中田沼意次。
従来、賄賂政治の代名詞のような存在であった田沼親子は、商業資本の擡頭を見通した進取の政治家であったという、新しい視点から、絶望の淵にあって、孤独に耐え、改革を押し進めんとする不屈の人間像を、時流に翻弄される男女の諸相を通して描く歴史長編。
(amazonより抜粋して引用)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

インドの野心 / 石原孝、伊藤弘毅

リンク 朝日新聞の記者としてニューデリー支局に勤務した経験を持つ著者2名が、文化、教育、経済、外交などさまざまな角度から「急成長する大国インドの実像」を描いた新書です。 世界最大の人口 を抱え、 若年層が多い という強みを持つ一方、 教育格差や雇用不足 、 宗教・...

フォロワー

QooQ