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世界の様々な地域で起きる事象が複雑に絡み合う難解な「世界史」を、20世紀を代表するウィーン出身の美術史家である著者が、あまり細部には入り込まず、大まかな流れをたどる形でザックリと解説してくれる本です。
文庫本で上巻265ページ・下巻221ページは、かなり大胆に要点を絞り込んだ分量だと思います。古代文明から近現代まで、大局的な視点でざざーっと学び直したい方におすすめです。
上下巻それぞれのハイライトは、次の通りです。
【上巻】
エジプト文明、古代ギリシャ、古代ローマ、キリスト、ゲルマン民族の大移動、西/東ローマ帝国と、西洋中心に解説されます。
その途中で、ブッダ、孔子、秦始皇帝など東洋のこともちゃんと説明されています。
ジンギスカンが(現在の)ポーランドまで攻め込み、東洋と西洋がまとめてモンゴル帝国に飲み込まれます。
【下巻】
ルネッサンスから、アメリカ大陸侵略、宗教改革、産業革命、フランス革命、ナポレオン、アヘン戦争、第一次世界大戦まで、ヨーロッパを中心とする革命と戦争が目白押しです。
ちなみに日本については、明治開国以降要領よくヨーロッパから社会インフラを導入した「すぐれた生徒」として、2ページ程度紹介されているだけです。
ヨーロッパ人から見た世界の歴史はどのようなものか、という観点でも興味深い作品です。
歴史は「昔、むかし」あった物語である。
さあ、いまからその昔話をはじめよう――
若き美術史家ゴンブリッチが、やさしく語りかける、物語としての世界史。
さあ、いまからその昔話をはじめよう――
若き美術史家ゴンブリッチが、やさしく語りかける、物語としての世界史。
(amazonより抜粋して引用)
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