富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ (ブルーバックス) / 鎌田浩毅

2023年8月10日木曜日

ノンフィクション

t f B! P L

火山学と地球科学の第一人者である著者が、南海トラフ巨大地震の発生とその直後の富士山の噴火について警告する本です。

日本には世界の火山の約1割に相当する111の活火山があるそうです。びっくり!
また、日本の国土の地殻構造は複雑だそうです。
関東以北は北米プレート西日本はユーラシアプレートの上に乗っかっており、南からフィリピン海プレート東から太平洋プレートが押し寄せています。
そして、押し寄せたフィリピン海プレートと太平洋プレートが、北米プレートとユーラシアプレートの下に潜り込む構造になっているのだとか。
富士山は、北米プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレートのちょうど交点にあり過去2200年に42回噴火し、最後の噴火から300年以上経過しているとのこと。

過去の例から、富士山の噴火は、東海・東南海・南海地震と連動して発生するケースが多く、2030年代にはこれらの地震と噴火が起きるだろうと著者は警告します。

大地震と津波と富士山噴火に日本は耐えられるのでしょうか!?
そのとき、私達はどうなってしまうのでしょうか?

起こり得る現象と危険性が、学術的根拠に基づき図やイラストでわかりやすく解説されています。
「そのとき」に冷静に判断できるよう、地殻構造や火山の知識を得て、予め準備をしておきたい方におすすめします。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震は、富士山の様相をも決定的に変えてしまった。
津波や原発事故に人々の目が奪われているなか、ある重大な異変が富士山で生じた可能性に、 火山学者たちはひそかに青ざめた。
いまや富士山は、いつ噴火してもおかしくない「スタンバイ態勢」に入ってしまったのだ。
しかも「そのとき」は、やがて起こる南海トラフ巨大地震の直後に来るおそれがある。
富士山が最後に噴火した1707年の「宝永の大噴火」では、そのわずか49日前に、 南海トラフ巨大地震(宝永地震)が起きていたのだ。
実は富士山と南海トラフには、地球科学的にみて密接な関係がある。
富士山の美しさも、恐ろしさも、南海トラフがつくっていると言っても過言ではないのだ。
2030年代の発生が予想される次の南海トラフ巨大地震に「令和の大噴火」が連動すれば、 西日本が壊滅的な打撃を受けた直後に首都圏の機能が停止し、国家的な危機に陥るおそれがある。
私たちはこれにどう備えればよいのか?
『富士山噴火』(2007年)を著した火山学の第一人者が、2011年以降の富士山の大変動を大幅加筆、 巨大地震と巨大噴火の国でいかに生きるかについて、渾身の提言!

(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
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