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なぜ人類の富や技術や権力は、こんなにも地域によって大きな格差があるのか。
なぜ、アメリカ大陸の先住民はヨーロッパの住民に征服され、その逆は起こらなかったのか。
そんな疑問を、全ての人類が同じ狩猟生活を送っていたスタートラインである1万3000年前まで遡り、幾つかの視点で解きほぐしてくれる本です。
著者は、土壌、気候、植物種、栽培、農耕、動物種、家畜化、病原菌、文字、武器、技術、発明、伝搬速度など、文明を形成するさまざまな要素について、ユーラシア大陸とその他の地域の違いや特徴を検証していきます。
著者は、土壌、気候、植物種、栽培、農耕、動物種、家畜化、病原菌、文字、武器、技術、発明、伝搬速度など、文明を形成するさまざまな要素について、ユーラシア大陸とその他の地域の違いや特徴を検証していきます。
特に印象に残った、目から鱗のポイントをご紹介します。
- 肥沃な三日月地帯(メソポタミア~エジプト)では、豊かな土壌と温暖な気候により多種多様な
動植物が繁栄したため、その中から選抜して、 植物の栽培や動物の家畜化が他の地域より早く実現できた。 - 肥沃な三日月地帯を含むユーラシア大陸は東西に広がってい
るため、気候や生態系の変化が小さく、農耕や家畜化が容易に伝播していった。逆に、 南北に広がるアフリカや南北アメリカ大陸では、 緯度が異なることにより、気候や生態系の変化が大きく、農耕や家 畜化が伝播するスピードが著しく遅かった。 - 農耕が始まった地域では人口が増え、権力構造が生まれ、
自らは食料生産を行わない支配者層が現れ、 官僚や道具を作る職人が誕生し、 文字やさまざまな発明が編み出され拡散した。 - 家畜化により、動物から人に感染するさまざまな病原菌が生まれ、
無数の死者を出しながらも、抵抗力の強い人々が生き残り、 ヨーロッパや中国を中心にユーラシア大陸の文明が発展した。 - 西暦1500年頃には大陸間の格差は大きく開き、ヨーロッパ人は
南北アメリカ大陸の先住民を征服したが、 その際には武力による死者よりもヨーロッパから持ち込んだ病原菌 による死者の方が圧倒的に多かった。
なぜ人類は五つの大陸で異なる発展をとげたのか。
分子生物学から言語学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。
ピュリッツァー賞受賞作。
朝日新聞〝ゼロ年代の50冊〟2000年~2009年に刊行された全ての本の第1位に選定された名著。
分子生物学から言語学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。
ピュリッツァー賞受賞作。
朝日新聞〝ゼロ年代の50冊〟2000年~2009年に刊行された全ての本の第1位に選定された名著。
(amazonより抜粋して引用)

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