DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで (ブルーバックス)

2023年5月20日土曜日

ノンフィクション

t f B! P L

残留孤児の親子判定から、犯罪捜査、生物種の特定、日本人の起源まで、幅広く使われるDNA鑑定の仕組みをやさしく解説してくれる本です。


筆者は、国内におけるDNA鑑定の第一人者と言われ、DNA鑑定をこよなく愛す(!?)梅津和夫氏です。

絶滅したと見られていたクニマスが、2010年にサカナくんによって発見された一件も、紹介されています。

人の細胞内にあるミトコンドリアのDNAを辿ると、全ての人類の祖先は20万年~10万年前のアフリカに住んでいた1人の女性にたどりつくそうです。

2022年にノーベル生理学・医学賞を受賞したスバンテ・ペーボ教授は、約4万年前のネアンデルタール人の骨の分析から、 欧州やアジアの現代人のDNAの 1~4% がネアンデルタール人に由来するとの説を提唱しました。

しかし梅津氏は、実際にDNA鑑定を数多く実施してきた経験から、このスバンテ・ペーボ教授の説に意外な疑問を投げかけます。

知らないではすまされない現代人の常識――DNA鑑定の最もやさしい解説書!
●個人識別力「4兆7000億分の1」の根拠とは?
●DNAのどこを見てどのように鑑定するのか?
●DNA鑑定でこんな「事件」も解決してきた
●鑑定できるDNAと鑑定できないDNAの違いは? などの基本的な知識から、
◆絶滅魚「クニマス」は本当に復活したのか?
◆「突然変異」と「生きた化石」の不思議
◆「新説」縄文人はどこで誕生したのか?
◆ネアンデルタール人と現代人は混血したのか?
などの生物学や人類学の話題、さらには、
▼戦没者のご遺骨探しにおける「国の不誠実」
▼初期のDNA鑑定が引き起こした「冤罪事件」
▼科捜研のDNA鑑定が抱える「決定的な欠陥」
▼なぜ科捜研では「追試」ができないのか
などの日本のDNA鑑定の大問題まで、DNA鑑定をこよなく愛し、ありとあらゆるものを 鑑定してきたプロフェッショナルが、DNA鑑定の面白さと深さを語り尽くす!
(amazonより引用)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

インドの野心 / 石原孝、伊藤弘毅

リンク 朝日新聞の記者としてニューデリー支局に勤務した経験を持つ著者2名が、文化、教育、経済、外交などさまざまな角度から「急成長する大国インドの実像」を描いた新書です。 世界最大の人口 を抱え、 若年層が多い という強みを持つ一方、 教育格差や雇用不足 、 宗教・...

フォロワー

QooQ