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開業医の医師である著者が、高血圧対策において薬や減塩だけに頼るのではなく、最新のエビデンスに基づいた生活習慣の見直しを提案する実用書です。
著者は、降圧薬や減塩の効果には限界があると指摘し、血圧そのものよりも血管の健康を重視すべきだと説きます。更に、論文等のデータに基づき、食事の質や量、適度な運動、ストレス管理など、根本的な生活改善によって血圧を安定させ、脳卒中や心筋梗塞のリスクを減らす方法を具体的に紹介します。
私の印象に残った、著者の解説と主張の一部を以下にご紹介します。
【動脈硬化の原因】
- 血管には筋肉がついていて、血管を狭くしたり広げたりしている。
- 血管内皮細胞は、NO(一酸化炭素)を作る。これはニトロと呼ばれる狭心症の発作時に飲む薬の成分で、血管を広げる作用がある。血管内皮細胞の働きが落ちると、NOが作られなくなり、血圧が上がる原因の一つになる。
- 血管内皮細胞の表面と赤血球の表面はともにマイナスに帯電しているので、互いに反発して赤血球は血管壁にくっつかず流れやすくなっているが、血管内皮機能が落ちるとこの働きが弱くなり、血液が流れにくくなる。
- 塩の主成分のナトリウムが血管内に多いと血管内皮機能が落ちる。活性酸素や血糖が高い状態も血管内皮機能を悪くする。
- 血管内皮機能が落ちて、血管を広げることができなかったり、血管の壁に血中の物質がくっ付いたり、血管の中で脂が酸化した状態を血管内皮障害という。
- 血圧が高くても、酸化ストレスが上がり 内皮機能障害を起こす。
- つまり、血管内皮障害が動脈硬化の原因となる。
- 抗酸化物質の不足やビタミン・ミネラルの不足、獣肉の過食、砂糖の摂取、炭水化物の過剰摂取、運動不足が動脈硬化の原因である。
【血糖値】
- インスリンの働きは、血管内のブドウ糖を細胞の中に移動させることである。細胞内に入ったブドウ糖は、エネルギーとして使われればATPになるが、余ったブドウ糖は脂に変わる。
- 運動不足などで細胞に脂が蓄積すると、インスリンが効かなくなる。
【血圧】
- データから、週の大半で1日に30分ほどの有酸素運動をすると、血圧は4~9mmHg下がる。
- 高血圧の人にはまず菜食を勧める。その理由は、高血圧の原因が、腸内環境の悪さや食事に含まれるミネラルバランスの悪さ、炎症の起こりやすい食材、調理法にあることが多いからである。
- 日本で行われた研究では、1日に平均8.7gの塩分を摂った男性と、同23.5g摂った 男性の収縮期血圧の差は4.3mmHgだった。
- アルコールの摂取量は、5~30gの人が、一番リスクが低い。30gは日本酒2合半くらい。左党には朗報。
【食習慣の改善】
- ①朝昼夕にできるだけ野菜と果物を食べ、②納豆か豆腐を食べ、③肉を食べずに魚を1日1回、④サツマイモやそばを食べて、⑤トランス脂肪酸の入っているパンや菓子、ファーストフードを食べない。
- この5つを実践すれば、何もしない人に比べて心血管疾患の危険率が0.1倍以下になる。
- 薬を飲んでいない人の方が薬を飲んでいる人より、危険率は半分になる。
【高血圧や動脈硬化の対策として効果のある食品】
- 玉ねぎと長ねぎは、動脈硬化に効果がある。
- 玉ねぎを薄くスライスしたものを梅酢に漬けると、双方に血圧を下げる効果があるので、血圧を下げたい人におすすめ。
- ニンニク、大根、そば、納豆、葉物野菜も、血圧を下げる効果がある。
血圧が気になる全ての人におススメします。
「血圧が高めになってきたけど薬は飲みたくない、薬を飲んでいるけれど薬以外の方法がないのか?と考えている人の多くは情報過多で右往左往しています。
そんな人に向けて、本書では「薬で血圧を下げても動脈硬化などの病気が防げないデータ」「動脈硬化など血管疾患になる真の理由」「薬以外の解決法とは何か?」について書いてあります。
また、昨今高血圧の2大治療法だと思われている減塩についても、いわれるほど効果がないことがデータとしてわかりました。
本書を読み終わるころには、データに基づいた高血圧と脳心血管疾患に関する正しい知識が理解できるようになっているかと思います」~著者より
健康診断で上の血圧が140を超えると、通常生活習慣の改善とともに降圧剤の服用を勧められます。また、生活習慣改善では必ず1日6g以下の減塩を指導されます。
しかし、明らかにホルモン異常や動脈に異常のあるような原因がはっきりした高血圧を除いた、9割の高血圧と診断されている方には降圧剤の服用と過度な減塩は健康にとってマイナスに働きます。
高血圧の治療は、それに伴う動脈硬化を予防し、脳卒中や心筋梗塞など脳心疾患血管を防ぐために行うものですが、降圧剤や過度な減塩では、血圧は下げても動脈硬化は防げないのです。
本書では、降圧剤は血圧は下げるが動脈硬化は防がない理由、現在指導されているような1日6g以下の減塩はむしろ健康寿命を損ねてしまうことなどを、世界の論文データを基に科学的に説明しています。
例えば、2万人近くを15年間観察した研究では、薬を飲んで治療した人と薬を飲まなかった人では、むしろ総死亡者数は薬を飲んで治療した人の方が上回っています。
また、別の研究では6g以下の減塩をすると、むしろ総死亡者数は増えていきます。
血圧が下がっても、死亡率が上がってしまえば意味がないのではないでしょうか。
ただし、高血圧を放置するとやはり循環器系の病気リスクはあがります。
具体的には薬や減塩以外の方法が必要なのです。
本書を参考に、心血管疾患を予防するための正しい血圧の下げ方と、予防法を知っていただけると幸いです。
●本書のおもな内容
これが世界の血圧新常識
・薬で血圧を下げても動脈硬化の予防にならない
・「減塩1日6g以下」は健康寿命を損なう
・データが教える降圧剤の危ない副作用
・74~84歳は170以上にならなければ高いほうが死亡率減少
・70代以上で血圧を下げ過ぎると認知症リスク増大
・1日の食事の5%を植物性に変えるだけで死亡率減少
・医学的に正しい血圧を下げるための食事
・データでみた死亡リスクを減らす生活習慣
そんな人に向けて、本書では「薬で血圧を下げても動脈硬化などの病気が防げないデータ」「動脈硬化など血管疾患になる真の理由」「薬以外の解決法とは何か?」について書いてあります。
また、昨今高血圧の2大治療法だと思われている減塩についても、いわれるほど効果がないことがデータとしてわかりました。
本書を読み終わるころには、データに基づいた高血圧と脳心血管疾患に関する正しい知識が理解できるようになっているかと思います」~著者より
健康診断で上の血圧が140を超えると、通常生活習慣の改善とともに降圧剤の服用を勧められます。また、生活習慣改善では必ず1日6g以下の減塩を指導されます。
しかし、明らかにホルモン異常や動脈に異常のあるような原因がはっきりした高血圧を除いた、9割の高血圧と診断されている方には降圧剤の服用と過度な減塩は健康にとってマイナスに働きます。
高血圧の治療は、それに伴う動脈硬化を予防し、脳卒中や心筋梗塞など脳心疾患血管を防ぐために行うものですが、降圧剤や過度な減塩では、血圧は下げても動脈硬化は防げないのです。
本書では、降圧剤は血圧は下げるが動脈硬化は防がない理由、現在指導されているような1日6g以下の減塩はむしろ健康寿命を損ねてしまうことなどを、世界の論文データを基に科学的に説明しています。
例えば、2万人近くを15年間観察した研究では、薬を飲んで治療した人と薬を飲まなかった人では、むしろ総死亡者数は薬を飲んで治療した人の方が上回っています。
また、別の研究では6g以下の減塩をすると、むしろ総死亡者数は増えていきます。
血圧が下がっても、死亡率が上がってしまえば意味がないのではないでしょうか。
ただし、高血圧を放置するとやはり循環器系の病気リスクはあがります。
具体的には薬や減塩以外の方法が必要なのです。
本書を参考に、心血管疾患を予防するための正しい血圧の下げ方と、予防法を知っていただけると幸いです。
●本書のおもな内容
これが世界の血圧新常識
・薬で血圧を下げても動脈硬化の予防にならない
・「減塩1日6g以下」は健康寿命を損なう
・データが教える降圧剤の危ない副作用
・74~84歳は170以上にならなければ高いほうが死亡率減少
・70代以上で血圧を下げ過ぎると認知症リスク増大
・1日の食事の5%を植物性に変えるだけで死亡率減少
・医学的に正しい血圧を下げるための食事
・データでみた死亡リスクを減らす生活習慣
(amazonより抜粋して引用)

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