マチネの終わりに / 平野啓一郎

2025年1月25日土曜日

小説

t f B! P L

芥川賞作家の平野啓一郎氏が2016年に発表した、大人の切ない恋愛物語です。

若くして天才ギタリストと呼ばれた主人公の蒔野は、ある日、演奏会後の友人との食事会で、ジャーナリストとして活躍する洋子と出会います。
その場でお互いに惹かれあう蒔野と洋子でしたが、洋子には婚約者がいました。

蒔野のギター演奏のスランプ、洋子の婚約者、蒔野のマネージャー・三谷の存在、洋子のPTSD…。
40代を前に出会った男女は、東京・ニューヨーク・パリ・バグダッドを舞台に、すれちがい、苦悩します。

「人は変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去はそれくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか。」
・・・うんうん。確かに、未来の出来事によって過去の出来事の意味や印象が違ってくることはありますよね。

「正しく生きることがわたしの人生の目的じゃないんです。わたしの人生の目的は、夫なんです!」
・・・これは強烈でした。


その後2人はどうなったか、とっても気になるエンディングも素敵です(笑)


2019年には、福山雅治さんと石田ゆり子さんで映画化されました。これ以上の組み合わせを思いつかないくらい最高のキャストですね。


大人の恋愛をじっくり味わいたい方におススメします。

天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
愛とは運命なのか、それとも、私たちの意志なのか?
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
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