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世界を学校に、国連に加盟している193ヵ国を193人の生徒に例え、1989年の「冷戦の終結」から、2022年の「ロシアのウクライナ侵攻」までの国際情勢を、学校内の出来事に置き換えて簡潔に解説してくれる本です。
この「世界学校」には以下のような特徴があります。- 193名の正式な生徒による生徒会(国際連合)があり、そこで生徒たちが決めたことを、国連先生が中心となって実行する。
- 正式な生徒以外にも、”正式な生徒として認められたくとも認められていない者”が、学校に身を寄せている。
- 世界学校には(地政学的な理由から)席替えが無いため、隣席の生徒は永久に変わらない。
- チームソ連、EU学習会、中国(ウイグルやチベットなどを支配)ほか、チームを組んで活動する生徒たちがいる。
それぞれの生徒には個性があり、生徒間の力関係が少しずつ変化する中で、ときに事件がおきケンカに発展します。
「世界で起きていることを情報としてのみとらえるのではなく、心情的にとらえるためにはどうしたらいいのか?その解として『国家を人に、国際社会を人間社会にたとえてはどうだろう?』そう考えてスタートしたのが本書でした。」
と著者は冒頭で書いています。
実際、この本を読んでいると、自ずとそれぞれの生徒の心情を想像することになるので、事件やケンカが心にすっと入ってきて、理解しやすい気がします。
冷戦の終結、湾岸戦争、ソ連崩壊、旧ソ連国家の独立、旧ユーゴスラビアの民族紛争、イスラエルvs.パレスチナ、イスラム過激派、米国同時多発テロ、中国の台頭、ISILのイスラム国家樹立、ロシアの巻き返しなど、
時間の流れをタテ軸に、国際関係を横軸にして、人間味のある解説が繰り広げられます。
冷戦終結以降の国際情勢の移り変わりをサラッとおさらいしたい方におススメします。
世界を学校に置き換え、平易に優しく国際情勢がイッキに学べる!
(amazonより引用)

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