羊と鋼の森  / 宮下奈都

2023年12月30日土曜日

小説

t f B! P L

ピアノの調律に魅せられ、調律師になって成長していく青年の姿を、優しく静かな筆致で描いた作品です。

高校の体育館で偶然に調律を目の当たりにした高校生の外村は、ピアノの音に魅了されます。
調律を行ったのは、世界的ピアニストから指名される天才調律師の板鳥
専門学校を出た外村は、板鳥が勤務する楽器店に新人調律師として就職します。
うまく調律できず悩む外村が板鳥に「どんな音を目指していますか」と聞いた時、板鳥は作家・原民喜の詩を引用して答えます。
「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のように確かな文体」
個性的な先輩調律師達に囲まれ、ひたむきに音と向き合う青年は、双子の姉妹の美しい音色と交わりながら、静かに着実に成長していきます。
読み終えた後、温かく心地よい余韻に浸れる、素敵な作品です。

第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!
日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
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