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オオスズメバチの社会とそこで生まれた働きバチ ”マリア” の生涯を描いた物語です。
晩夏に生まれ姉達に育てられて羽化をしたマリアは、帝国(巣)を維持するためにひたすら狩りをします。やがて秋が迫り獲物が減り、また、次の女王バチ候補の幼虫たちやオスの幼虫たちが生まれるころ、大量の餌が必要となるため他のハチの巣を襲います。
物語の中に、オオスズメバチのトリビアがたくさんちりばめられています。
中でも、女王バチの生態や生殖のサイクルは次のような興味深いものです。
- 女王バチ候補は秋に羽化して自分の育った巣の上空で他の巣から来たオスと交尾して受精嚢(精子が入った貯蔵袋)を得る。
- 冬眠を経て春から夏に巣を作り有精卵を生む。
- 数百の有精卵はメスの働きバチとなり狩りや巣の拡充や妹達の飼育をする。
- 女王バチのフェロモンにより働きバチの生殖産卵機能は抑制される。
- 秋になると女王バチは次代の女王バチ候補となる有精卵やオスとなる無精卵を産む。
- 女王バチ候補達は栄養を豊富に与えられて働きバチよりも大きく育つ。
- オスは羽化してなるべく遠くの女王バチ候補を探しに行く。
- 女王バチ候補達は羽化すると上空に舞って他の巣から来たオスと交尾する。
決して子供向けではなく、大人の好奇心を十分に満たせる物語です。
百田尚樹氏はこんな小説(昆虫モノ)も書くのか~と、ちょっとびっくりです。
命はわずか三十日。
ここはオオスズメバチの帝国だ。
晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。
幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。
ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。
永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。
著者の新たな代表作。
ここはオオスズメバチの帝国だ。
晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。
幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。
ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。
永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。
著者の新たな代表作。
(amazonより抜粋して引用)

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