世界幸福度ランキング上位13ヵ国を旅してわかったこと / マイケ・ファン・デン・ボーム

2023年11月2日木曜日

ノンフィクション

t f B! P L

「世界の幸福度調査でいつも下位のドイツと、いつも上位にランクインする国々では、何が違うのか?どうすればドイツ人は幸せになれるのか?」という疑問を持った著者が、幸福度ランキング上位13ヵ国に行って、幸福学の専門家や一般市民にインタビューした結果をまとめたレポートです。

著者は、ドイツで生まれ、オランダで学位を取得後、オランダで13年間とメキシコで2年間マーケティングや販売等の仕事をした後、ドイツに戻った、オランダ系ドイツ人の女性です。

訪問した幸福度ランキング上位国は、アイスランド、ノルウェー、コスタリカ、デンマーク、スウェーデン、スイス、フィンランド、カナダ、オーストラリア、パナマ、ルクセンブルク、メキシコ、コロンビアの13ヵ国で、計300人以上にインタビューしたそうです。すごっ!

旅を終えた私は、以前の私ではなくなっていた。幸福度の高い人たちの言葉が、私の心の中に大きな刻印を残してくれた。私は彼らから、ずっと幸せでいられる方法を学んだのだ。」(本書「はじめに」p20より引用)
これは...、読まないわけにはいかないでしょっ!

私の印象に残った13ヵ国の人々の回答
や著者の説明の中から一部ご紹介しますこの中に、幸せの糸口があるはずです。
  • ある調査によると、仲間を信頼している人は満足度が18%高く、これは給料が倍増したときとほぼ同じ効果だという。
  • 幸福には2つの側面「人間関係と自由時間」があり、国民総生産とは無関係である。
  • 人間関係が幸福の第一条件であることは、学会で意見の一致をみている。
  • 幸せになりたかったら、家族、友人、交際に投資すること。お金持ちになりたかったら、株に投資することね。
  • 幸福度の高い国の住人は、意見が対立したときに、自説を強硬に主張しそれに固執するのではなく、冷静に議論を重ねてコンセンサスを見つけ出そうとする
  • メキシコ人は何かを待たされるとき、イラつきながら待つのではなく、その時間を使って楽しくおしゃべりをする。
  • コロンビア人は将来のことをあまり心配しないリラックスして今を生きている
  • ルクセンブルクには、自分と人生をあまり深刻に受け止めない開放性がある。
  • メキシコでは1日平均100人が誘拐されているが、幸福度は世界第6位。メキシコ人は不幸なことも笑ってしまえる
  • 物事をあまり真剣に受け止めないようにするには、心の安らぎを見つけることが重要だ。
  • 幸せとは、よりよい人間になろう、邪魔を排除しようと、日々努力することなのです。

「幸せは心の中にある」。幸福を見失いかけたとき、この本に出会えて本当によかった。
──大草直子(『ミモレ』編集長、スタイリスト)

様々な世界の幸福度調査で低ランキングのドイツ。
なぜ?と疑問に思ったアラフォーのドイツ人女性が、その答えを見つけるべく上位の13ヵ国に行ってみることに。
各国の幸福学の専門家をはじめ市井の300人の人々にインタビューし、そこで悟った幸福の秘密を13の幸福の処方箋として構成。
2015年ドイツのベストセラー。
(amazonより抜粋して引用)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

インドの野心 / 石原孝、伊藤弘毅

リンク 朝日新聞の記者としてニューデリー支局に勤務した経験を持つ著者2名が、文化、教育、経済、外交などさまざまな角度から「急成長する大国インドの実像」を描いた新書です。 世界最大の人口 を抱え、 若年層が多い という強みを持つ一方、 教育格差や雇用不足 、 宗教・...

フォロワー

QooQ