楽園のカンヴァス / 原田マハ

2023年9月6日水曜日

小説

t f B! P L

アンリ・ルソーの絵画をめぐる、”冒険美術ミステリー”とでもいうべき希少なジャンルの小説です。

物語は、倉敷にある大原美術館の監視員・早川織絵の日常風景で始まります。
ある日、織絵の元にバーゼル(スイス)の豪邸に住む伝説の絵画コレクターから、ある鑑定依頼が届きます。
一方、ニューヨーク近代美術館のアシスタント・キュレーターで、画家アンリ・ルソーの研究家でもあるティム・ブラウンも、同じ鑑定依頼を手にします。
バーゼルの豪邸で2人は、ニューヨーク近代美術館が所蔵するルソーの作品「夢」に酷似した作品「夢をみた」を見せられます。
そして2人に与えられた課題は、1冊の古書を交互に7日間かけて読んだ後、「夢をみた」の真贋(しんがん)を判定せよ、というものでした。勝った者には、その絵の取り扱い権が与えられます。
その古書には、ルソーのほかモデルの女性ヤドヴィガやピカソ、アポリネールなどが登場し、知られざるエピソードがつづられています。
この古書は誰が書いたのか?
各章の最後に記されたアルファベットの文字は何を意味するのか?
謎は深まり、挑戦する2人はあっという間に7日目を迎えます。
ルソーの情熱、ピカソの友情、大人の恋愛、そして最後の謎解きまで、ドキドキが続きます。
絵画が好きな方もちろん、絵画に全く興味がない方にもぜひおススメしたい作品です。
きっと新しい扉を開くきっかけになると思います!

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。
リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。
ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。
山本周五郎賞受賞作。
(amazonより抜粋して引用)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

インドの野心 / 石原孝、伊藤弘毅

リンク 朝日新聞の記者としてニューデリー支局に勤務した経験を持つ著者2名が、文化、教育、経済、外交などさまざまな角度から「急成長する大国インドの実像」を描いた新書です。 世界最大の人口 を抱え、 若年層が多い という強みを持つ一方、 教育格差や雇用不足 、 宗教・...

フォロワー

QooQ