福翁自伝 / 福沢諭吉

2023年8月12日土曜日

ノンフィクション

t f B! P L

福沢諭吉が64歳の時に、速記者を前に口述した自伝です。

1835年に中津藩士の家に生まれ、緒方洪庵の適塾で蘭学を学び、1860年に27歳で咸臨丸に乗って渡米します。
佐幕攘夷派と勤王攘夷派が殺し合う幕末の騒乱の中、諭吉は攘夷(外国を討つ)ではなく、密かに開国を望みます
攘夷派に暗殺されないよう夜は決して出歩かなかったというところなど、維新の志士とは異なる、思想家としての慎重な生き方を感じます。
自分が活躍すべき時期はもう少し後にやって来ることを知っていたかのようです。
福沢諭吉の生涯と思想がわかる興味深い本であり、歴史書としても重要な価値があると思います。

明治30年、福沢は速記者を前にして60年の生涯を口述し、のちその速記文に全面加筆をほどこして『自伝』を書きあげた。
近代日本の激動期を背景に、常に野にあって独立不羈をつらぬいた精神の歩みが大らかに自在に語られている。
語るに値する生涯、自らそれを生きた秀れた語り手という希有な条件がここに無類の自伝文学を生んだ。
(amazonより抜粋して引用)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

インドの野心 / 石原孝、伊藤弘毅

リンク 朝日新聞の記者としてニューデリー支局に勤務した経験を持つ著者2名が、文化、教育、経済、外交などさまざまな角度から「急成長する大国インドの実像」を描いた新書です。 世界最大の人口 を抱え、 若年層が多い という強みを持つ一方、 教育格差や雇用不足 、 宗教・...

フォロワー

QooQ