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福沢諭吉が64歳の時に、速記者を前に口述した自伝です。
1835年に中津藩士の家に生まれ、緒方洪庵の適塾で蘭学を学び、1860年に27歳で咸臨丸に乗って渡米します。佐幕攘夷派と勤王攘夷派が殺し合う幕末の騒乱の中、諭吉は攘夷(外国を討つ)ではなく、密かに開国を望みます。
攘夷派に暗殺されないよう夜は決して出歩かなかったというところなど、維新の志士とは異なる、思想家としての慎重な生き方を感じます。
自分が活躍すべき時期はもう少し後にやって来ることを知っていたかのようです。
福沢諭吉の生涯と思想がわかる興味深い本であり、歴史書としても重要な価値があると思います。
明治30年、福沢は速記者を前にして60年の生涯を口述し、のちその速記文に全面加筆をほどこして『自伝』を書きあげた。
近代日本の激動期を背景に、常に野にあって独立不羈をつらぬいた精神の歩みが大らかに自在に語られている。
語るに値する生涯、自らそれを生きた秀れた語り手という希有な条件がここに無類の自伝文学を生んだ。
近代日本の激動期を背景に、常に野にあって独立不羈をつらぬいた精神の歩みが大らかに自在に語られている。
語るに値する生涯、自らそれを生きた秀れた語り手という希有な条件がここに無類の自伝文学を生んだ。
(amazonより抜粋して引用)

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