すばらしい新世界 / オルダス・ハクスリー

2023年8月30日水曜日

小説

t f B! P L

1932年に発表されたディストピアの歴史的名作といわれるSF小説です。

人工受精卵から胎児を作り、瓶の中で定められた孵化プロセスを経て設計通りに子供の能力が作り分けられます。
なんの疑問もなく幸福を受け容れるように条件づけされ、睡眠学習により刷り込まれた結果、老い、病気、不安から完全に解放された人々
フリーセックスと合法ドラッグが奨励され、全ての人が幸福感を得られる社会
心配性で自殺者が多い日本人から見ると、ディストピアでなくユートピア?
正に「すばらしい新世界」なのではないか、という気もしてきます。
90年以上前にこんな世界を精緻に描いた作者にはびっくりです。

すべてを破壊した〝九年戦争〟の終結後に、暴力を排除し、共生・個性・安定をスローガンとする清潔で文明的な世界が形成された。
人間は受精卵の段階から選別され、5つの階級に分けられて徹底的に管理・区別されていた。
この美しい世界で孤独をかこっていた青年バーナードは、休暇で出かけた保護区で野人ジョンに出会う。
すべてのディストピア小説の源流にして不朽の名作、新訳版!
(amazonより抜粋して引用)

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
私が実際に読んでぜひ皆様におすすめしたいと思った本やその関連情報をこのブログで発信していきます。

ゲノム裁判――ヒト遺伝子は誰のものか / ジョージ・L・コントレラス

リンク 米国で争われた“遺伝子特許”をめぐる歴史的訴訟を、関係者100名以上への取材をもとに描いたノンフィクションです。 米国特許法101条(Patent Eligibility=特許適格性) の解釈を軸に、バイオ企業、研究者、患者団体、弁護士、政府関係者らの思惑...

フォロワー

QooQ