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日本人初のノーベル文学賞を1968年に受賞した川端康成の代表作です。
1935年から1947年、足掛け13年間にわたって断続的に書き継がれた長編小説ですが、最も有名なのは冒頭の書き出し部分でしょう。『 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。』
書き出しで、読者を日常から物語の世界に一気に引き込む力を感じます。
そして、夜と雪、黒と白の対比、無駄のないリズムを刻みながら視覚に訴えます。
ストーリーは、東京に妻子を持つ金持ちのボンボン・島村が、単身訪れた北国の温泉地で若く美しい芸者・駒子と出会って深い仲になり、以後幾度も駒子に会いに温泉地を訪れるという、今ならけっこう炎上するヤツですね。
更にこの島村は、駒子の愛情を受け止めながらも、葉子の悲しく美しい声にも心を動かされていく…。
ん~、アウトですね。
ストーリーよりは、情景描写や比喩表現、モチーフとして登場する「鏡」の意味など、表現の美しさや深さを味わってみてはいかがでしょうか。
2022年には、高橋一生さんと奈緒さんの主演でドラマ化され、新鮮な演技で好評を博しました。
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