京大おどろきのウィルス学講義 / 宮沢孝幸

2023年10月28日土曜日

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京都大学のウィルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸(准教授)がウィルスについて講義する本です。

獣医師でもある宮沢氏は、コロナウィルスは動物の世界ではメジャーなウィルスであり、新型コロナウィルスもSARSウィルスの亜種のようなものだから決して目新しいウィルスではないと説明します。
また、変異するスピードは計算可能であり、ある種の風邪コロナウィルスは約800年前に変異してできたと推測されるので、実は人類は鎌倉時代からウィズコロナ生活を送っていたのだとか。
新型コロナだけでなくウィルス全般の基礎知識やウィルスによる過去の症例が易しく解説されているので、ウィルスについてちょっと分かった気分になれます。

新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何?
本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。
しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。
すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。
本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。
さらに、「そもそもウイルスとは何か」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。
「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。
(amazonより抜粋して引用)

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関東在住で、医療関係の事務に携わっています。
家事・育児と、遠隔地で一人暮らしをする80歳代の母の健康状態にも目を配りつつ生活しています。
医療・医薬に関する一般向けの本、母のための老人施設・介護の本、私が興味を持つ科学、音楽、歴史に関する本、時事解説本、小説など、年間100冊程度読んでいます。
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