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「彼岸過迄」に続く夏目漱石の後期三部作の第2作目です。精神的に脆く弱い知識人男性の、妻を信じきれない不安と苦悩が描かれます。
兄の一郎は弟の二郎に対して、一郎の妻・直と二人きりで一泊旅行に行き、彼女の節操を試してほしいと依頼します。二郎は拒否して日帰り旅行ならばと請け合ったが、突然の嵐で家に帰れなくなり、結局、二人きりで一夜を共に過ごすことに…。
「え~、ど、どうなっちゃうの~!?」と、ドキドキする私でしたが、そこは明治の純文学です(笑)
そんなことを弟に依頼するくらい、兄は病んでいたのですが、その後も兄の精神はますます蝕まれていきます。
何をしてもそこに安住することができず不安と恐怖で冷汗が出ると、友人に告白する兄。
苦悩する兄はもちろん痛々しいのですが、妻・直の辛さも耐え難いことでしょう。
読んでいて、出口のない重い苦しみにさいなまれます。
その苦悩こそが、後期三部作の最終作品「こころ」につながっていくのでしょうか。
気さくな性格で暢気な高等遊民生活をおくる長野家の次男・二郎。
対照的に兄で学者の一郎は常に張りつめた神経を持ち、妻・直と二郎の仲を邪推するまでに精神が追い詰められていた。
あるとき彼は二郎に、直の貞操を試すため一夜を共にしてくれないかと言い出す。
人を信じ、伸びやかに生きたいと願いながら、出口のない迷宮を巡り続けるひとりの知識人の心理状況を克明に描いた、『こころ』へとつながる「後期3部作」第2弾!
対照的に兄で学者の一郎は常に張りつめた神経を持ち、妻・直と二郎の仲を邪推するまでに精神が追い詰められていた。
あるとき彼は二郎に、直の貞操を試すため一夜を共にしてくれないかと言い出す。
人を信じ、伸びやかに生きたいと願いながら、出口のない迷宮を巡り続けるひとりの知識人の心理状況を克明に描いた、『こころ』へとつながる「後期3部作」第2弾!
(amazonより抜粋して引用)

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