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地球科学・火山学・科学教育を専門とする京都大学名誉教授の著者が、首都直下地震、南海トラフ地震、富士山噴火について、そのメカニズム、発生時期、被害想定について解説します。
この本では、プレートが生まれる「海嶺」の話、温室効果と異常気象の話、幻の大陸「アトランティス」とエーゲ海のクレタ島の関係など、地震以外の著者の豊富な知識にも触れることができます。私が興味を持った著者の解説の一部を以下にご紹介します。
【地震の発生】
- 私たち専門家は、震源の深さが10kmだと「浅いな」と思い、60kmだと「深いな」と思います。
- 首都圏の直下は北米プレート、その下にフィリピン海プレート、さらにその下に太平洋プレートが重なっている。
- 首都直下地震は、北米プレートとフィリピン海プレートの境界で発生すると予想されており、その深さは20~30kmと浅いため、首都圏の震度は7と想定されている。(1923年の関東大震災も北米プレートとフィリピン海プレートの境界である相模トラフ付近がずれ動いたために発生した)
【地震が起きたら】
- 緊急地震速報を聞いたら、大きな家具から離れ、頭を保護し丈夫な机などの下に隠れる。扉を開けて避難路を確保するが、あわてて外に飛び出してはいけない。
- 屋外で揺れを感じたら、ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒に注意し、ガラスや看板等が落下する恐れがあるビルからできるだけ離れる。
- パニックを起こさないためには、(知らない人でも)周りの人に声をかけて話をすると、動揺を抑えることができる。
- 首都直下地震が起きると、東京の帰宅困難者は東日本大震災の時の1.3倍にあたる453万人と予想されており、もし東日本大震災直後のように人々が一斉に歩いて帰ろうとすると、都内のターミナル駅周辺で群衆雪崩が起きる危険性が極めて高い。
【次の南海トラフ地震の予測】
- 高知県室津港では、南海トラフ地震で地盤が隆起した後、一定の速度で地盤が沈降し、地震前のレベルまで戻った頃に再び巨大地震によって隆起することが、過去のデータから示されている。
- 現在の高知県室津港の地盤は、1946年の南海トラフ地震で隆起した地盤が沈降し続けており、2035年に元の地盤レベルまで沈降する計算になるので、次の南海トラフ地震は±5年の誤差を見込んで2030年~2040年と予測されている。
【異常気象】
- 気象観測を続けているある場所で30年以上起きなかった現象が起きた時に「異常気象」と呼ばれる。
- 赤道に近い低緯度では貿易風(東→西)が吹き、日本を含む中緯度の上空では偏西風(西→東)が吹いているが、その吹き方が異常気象の鍵を握っている。
「大地変動の時代」日本を襲う最悪のシナリオ
「京大人気No.1教授」渾身の警告!!
高い確率で発生されるといわれる首都直下地震。
2024年元日に起こった能登半島地震により首都直下地震、そして連動して起こる大災害の警戒が強まっています。
本書は、内陸地震が増えているという新事実、新たに危惧される震源域、活動が活発になっている火山、能登半島の地下に集中する「ひずみ」で急務を要する直下型地震の対策など最新の知見から、日本国民が知るべきリスクと、予想される災害のシナリオ、被害想定、そして命を守るためになにをすべきかを簡潔に網羅した警鐘の書。
「京大人気No.1教授」渾身の警告!!
高い確率で発生されるといわれる首都直下地震。
2024年元日に起こった能登半島地震により首都直下地震、そして連動して起こる大災害の警戒が強まっています。
本書は、内陸地震が増えているという新事実、新たに危惧される震源域、活動が活発になっている火山、能登半島の地下に集中する「ひずみ」で急務を要する直下型地震の対策など最新の知見から、日本国民が知るべきリスクと、予想される災害のシナリオ、被害想定、そして命を守るためになにをすべきかを簡潔に網羅した警鐘の書。
(amazonより抜粋して引用)

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